今年夏のリリースが発表された「iPhone OS 4.0」では、新たにBluetoothキーボードのサポートを追加。外部キーボードの接続により、iPhone・iPod touchでのテキスト入力環境が格段に改善されそうです。
物理的なキーボードがなく、入力を全てタッチパネルで行うことはPhone・iPod touchの大きな特徴ですが、指へのフィードバックがない小さなバーチャルキーでは入力に限界があり、長文のメールや文章の作成には適しているとは言い難い状況でした。
今回、iPhone OS 4.0 プレビュー・イベントで、Bluetooth キーボードのサポートが正式に発表され、ついに外部キーボードの利用が可能になります。

詳細は明らかになっていませんが、4月3日に米国で先行発売されているiPadではBluetoothの「HIDプロファイル」に対応し、純正の『Apple Wireless Keyboard 』はもちろん、サードパーティー製のワイヤレスキーボードも使用できるようです。
おそらくiPhone OS 4.0でも同じ仕様になるのではないでしょうか。
こちらは、折りたたみ式のBluetoothキーボードでiPadを利用しているデモ動画です。
iPhone・iPod touchでの利用については、iPhone OS 4.0リリース後に検証を行う必要がありますが、フルサイズから小型軽量のものまで、用途にあったものを選択できることは朗報ではないでしょうか。
140文字以内というTwitterに代表されるように、世の中のトレンドは短いテキストをよりタイムリーに発信することが多くなっていますが、テキスト入力に特化した『KINGJIM ポメラ』がヒットするなど、モバイル環境での執筆・文章作成のニーズも已然としてあるようです。
iPhone OS 4.0が公開される夏以降は、iPhoneとポケットサイズのBluetoothキーボードでどこでも執筆、というスタイルが流行するかもしれません。
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